背筋を鍛えるとガタイがよく見える=目立つ
俺は、「ゴリマッチョな肉体になる」と決めてから、それまで気ままにやっていた筋トレから、計画立てて行う筋トレに切り替えたわけだが、先日、本格的にトレーニングを行う前の自分の体を見て愕然した。
情けない気持ちになったのだ。
それは、ある部分の筋肉を全く鍛えていないことに気づいたから。
それがこちら。
背筋。
背中全体を見ると、完全に疲れた中年オヤジの背中。
そんな背筋を鍛えて大きくすると、メリットだらけとなる。特に、背筋を鍛えているという人は少ないので、よりメリットを感じることができる。
背中は上半身の中で最も大きい筋肉群
現在の俺の体重が72キロで80キロ近くまで増量を目指しているから、脂肪がたっぷりついていることは今の段階では多少しかたないとしても、筋肉のゴツゴツ感や筋肉のハリは一切なく、「ぼてっとしている」という表現で表される情けない背中だ。
背中の筋肉は、体の中でも非常に大きい筋肉で、脚の筋肉の次にデカイ。
つまりベンチプレスなどで鍛えられる人気の高い大胸筋よりも大きい筋肉なのだ。
大きい筋肉から鍛えるというのが筋トレの常識である。
その理由を挙げると、
- 基礎代謝が上がりやすくなる
- 見た目の変化が大きい
- テストステロン値が上昇する
これらのメリットがある。
実は、逆三角形の体を作る最も重要な筋肉は、腹筋でもなく、大胸筋でもなく、背筋(広背筋)なのだ。
広背筋が体の広がりと体の厚みをもたせ、圧倒的な体を作りあげる。
こちらは俺の体だが、背中の筋肉が一切なくメリハリのない体になっている。これでも、精一杯姿勢を正しての画像であるから、実際にはもっとお腹が出っ張り、肩が前に寄った猫背体型になる。
これでスーツを着て仕事をしても、仕事のできるオーラは現れないし、この後姿を見て、キュンとなる女性はいない。
まずは自分の体を知ること
この情けない体型は非常に衝撃的ではあるが、まずは自分の体型に気づくことが大事だ。
というのも、正面だけの画像では自分の体には気づけない。
その証拠がこちら。
これは、同時期に撮った正面写真ですが、そこそこ鍛えているように見える。
しかし、この横向きの画像が先ほどのものだ。
正面だけでの画像で自分の体を判断するのがいかに愚かであるかが分かる。
自分の顔を見て正面の画像はカッコいいと自分で思っていても、横からみると、鼻も低いし思っていたのと全く異なっていたと感じるのと一緒だ。
こうやって自分の肉体の正面だけでなく、背中、横向きの姿を知ることで、どこをどう鍛えればよいかがおのずと分かってくる。
自分の体型を知り、理想的な体型を知る。そして、理想の体型に近づけるべく最適なトレーニングをしていけばいい。
ちなみに、背筋をしっかりと鍛えている肉体を横から見るとこんな感じ。
この画像を見て、細マッチョだという人が多いかもしれないが、これは十分なゴリマッチョだ(私はもっと体自体を大きくするのが理想ですが)。
というのも、この男性が服を着ていると絶対に鍛えていることが一目で分かるほどの体の大きさだからだ。
背筋と大胸筋はセットで鍛える
そして、鍛えられた肩や腕、締まった腹筋に目がいきがちになるが、注目すべきところは背筋である。
この背筋が鍛えられているおかげで、肩が背中側に引っ張られて、普通にしていても姿勢が胸を張ったような状態になっていることが分かると思う。
背筋が鍛えられていると背中側に引っ張られて、自然と姿勢が正しくなる。そして何よりも、堂々としていてカッコいい。
服を着ていても、背中側に服が引っ張られることで、大胸筋がより強調されるようになる。
つまり、大胸筋をカッコよく魅せるのにも、背筋はセットで鍛えるべきところなのだ。
自分の画像を見て衝撃を受けた後、早速背筋のトレーニングも行うことにした。
そして、2週間後、まだまだですが、少し筋肉が動き出した気がする。
大胸筋や腕の筋肉と違って、これまで全くやってこなかった部分なので、継続することにより比較的早く変化が現れそうな気がする。
それに上半身の中では最も大きい筋肉群でもあるので。
胸囲が大きくなる
考えてみれば当然のことですが、背筋を鍛えて筋肉をつけると、胸囲が大きくなる。鍛えている男性にとって、胸囲は胸をどれだけ鍛えているかの目安になり、気になる数値だ。
そのため、どうしてもベンチプレスやプッシュアップなどで、大胸筋を鍛えることに力を注ぎがちになるが、実は背筋を鍛えることで、胸囲は大胸筋を鍛える以上に大きくなる。
体には表と裏がある、大胸筋が表なら背中は裏。
表だけを鍛えるより裏も鍛えたほうが、全体が大きくなることは当然なのだ。
筋トレをしてはいるものの、背筋を鍛えていない人はかなり多いと考えられる。
そんな中で、他の男性とは明らかに異なるカッコいいゴリマッチョになるために、背中のトレーニングはとても重要なのだ。
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